さて、二種作業環境測定士も修了したので次の第一種作業環境測定士(放射性物質)の登録講習へいってきました。場所は駒込にある日本アイソトープ協会です。
他の一種作業環境測定士については複数の会場がありますが、放射性物質については日本アイソトープ協会でしか行っていません。
この資格が必要になる業界にいる方たちは絶対お世話になる、なっている協会ですね。
この記事では、講習の内容や最後の修了試験の難易度、落ちたときにどうなるかを書いていきます。
講習の内容
講習は2日間にわたって行われ、午前は座学です。
試験内容のおさらいみたいな内容でした。
午後からは実際に測定器を使った実験が行われます。
実験のレベルは個人的な感想ですが、「大学の時にやったことあるなあ」っていうレベルでした。
大学でも放射線を専攻していた方や、ちゃんと試験に合格している方は特に躓くことなくスムーズに実験ができると思います。
詳しい時間割はこちら
ちなみに、講習に遅刻したらそれがいかなる理由であろうとも失格になります。
都内住みの人も近くのホテルを取ったほうがいいかもしれません。
実験レポートとは
実験の種類は各測定機ごとに用意されています。
実験の考察は講師から指示されますし、何を書けばよいかも実験を通して講師がお話していたことを書いていけばまったく問題ありません。
もし、第一種放射線取扱主任者の登録講習に行ったことがある方いれば、その時のことを思い出せば大丈夫です。
レポートの内容が間違っていると、再提出しなければなりませんが私が参加した時はレポートを返されている人はいませんでした。正直、主任者講習の時のほうがレポートを再提出している人が多かったイメージです。
修了試験
皆さんも気になっていることと思いますが、1種講習も2種の時と同じように修了試験に合格しなければなりません。
〇×問題と計算問題で試験の内容はすべて講習会で配られたテキストや実験テキストに計算式が載っています。
ですから、ちゃんと復習しておけば問題ありません。
ちなみに、修了試験に落ちると2週間以内にアイソトープ協会から電話がかかってくるらしいです。
講習の参加料も約9万です。職場から費用が出る人もいるらしいですが自腹の方は一発で合格できるよう、もう一度いいますがしっかりテキストを復習してください。
まとめ
・講習の二日間くらいは集中して講師の話を聞きましょう。
・講習で配られるテキストはしっかり復習しましょう。
・遅刻したら、全部パアです。