第二種作業環境測定士(共通科目)の登録講習にいってきました!
身バレ防止のため、実際に行ったのとこの記事を書いた時期はずらしています。
この記事を読んでいる方はもうすでに作業環境測定士の試験に合格しているか
試験免除等であとは登録講習にいくだけ!!という人だと思います。
ただ、講習だけ行けばよいだけではなく、最終日に行われる修了試験に合格しなければ免許を受け取ることができません。
今回は講習の実際の流れと、修了試験の難易度について書いていきます!
登録講習会場は5つある
この講習を開催している場所はいくつかありまして
- 日本作業環境測定協会:東京
- 大同分析リサーチ:愛知
- 関西労働衛生技術センター:大阪
- 西日本産業衛生会:福岡
- 中央労働災害防止協会:東京
第二種の登録講習を開催しているのが以上の5機関になってます。
自分の場合は地方に住んでいるので東京会場の「日本作業環境測定協会」のほうにいきました。
以下東京会場とよびます。
講習の流れ
各ホームページからダウンロードできる受講案内に書いてあるとおり、講習は3日間おこなわれ
1日目と2日目が講義、3日目が測定器を使った実習および修了試験、実技試験になります。
事前にテキストは購入すると思いますがそれをメインに講義が進むのではなく、講師が作ってきたスライドに沿って進みます。
講義のレベルとしては作業環境測定士の国家試験の復習をしている感じです。
テキストは「スライドに書いていることはテキストでいうと〇ページだよ」ってかんじで使われます。
辞書代わりのようなもんです。
電卓の使い方はマスターしておくべき
1日、2日ともに講義のなかで電卓を使って実際に第一、第二評価値、管理区分を求める計算をすると思います。
この電卓の作業につまづくとアウトです。
事前に幾何平均、幾何標準偏差を計算できるようにしておきましょう。
テキストが届いたら第一、第二評価値の計算式も暗記しておきましょう。
修了試験の問題文中に計算式が載っているとは限りません。
ネットで調べるなりして関数電卓の使い方はマスターしましょう。
講習に行く前にテキストに目を通しておく
これはなぜかというと、講義の資料に書いていなかった内容が修了試験にでたからです。
法律のほうじゃなく、実務や、測定器の校正方法、注意事項が書いてあるところはちゃんと読んでおいたほうがいいです。
実習について
実習で検知管や相対濃度計などの使い方を学びます。
この時にやった内容がそのまま実技試験で問われる内容になっています。
東京会場ではこの実技試験を免除することができる事前講習も開催しているのでお金がある方はそっちにも参加しておくのも良いと思います。
修了試験について
ここが本題です。
東京会場では〇×問題が50問、計算問題が11問でした。
合格ラインは話を聞いてなかったので覚えてませんが、ネットで出てくるのは7割なので
おそらく7割正解しておけば合格できます。
〇×問題は講義でやった内容がほとんど、つまり作業環境測定士の実務に関する問題が多く出ます。家に帰ったらその日のスライドの内容を復習しましょう。
スライドに小さく書かれていることもちゃんと聞いてくるので、丁寧に復習しましょう!!
国家試験に合格してから登録講習に行くまでに結構時間がたっている方はもう一度過去問を解いておくこともおススメ!
計算問題ですが、電卓操作ができて、計算式を覚えておけば楽勝です。
国家試験が免除だった方へ
医師などの国家試験が免除で講習に行けばいいだけの方に向けて
講習の3日間、実質2日間の勉強だけで50問の〇×問題が解けるかというと、僕は不安でした。
ネットで調べると2種の登録講習の合格者が少ないって記事も読んでしまって……
仕事で作業環境をやっているわけでもないし、もちろん大学で作業環境を勉強してたわけじゃないし
なので、とりあえず試験勉強しておけばハズレないだろうと考えて
こちらを使って2か月くらい勉強してました。
結局、この試験勉強しておいたことで講義の内容もすんなり理解することができましたし
過去問で見たことがある問題が修了試験にもでてきました。
登録講習の受講料も約9万円と安いものではないので一発合格したいですよね。
修了試験が不安な方はとりあえず作業環境測定士試験をもう一度勉強しておけばいいと思います!
次回、一種作業環境測定士(放射性物質)登録講習