amazarashiの初武道館ライブのタイトルが『朗読演奏実験空間“新言語秩序”』にきまりました!なんだかすっごい名前になりましたね!
またこの情報と同時に新しいシングルである「リビングデッド」のアートワーク、収録内容の情報も解禁されました。

秋田さんのコメント
前回の「地方都市のメメント・モリツアー」でバンドとして一つの大団円を迎えてしまったと僕は感じました。amazarashiをはじめたときに目標にしていた音楽と表現に一先ずではありますが、到達したのです。なので今回の武道館公演は、僕らが今できる表現を全て注ぎ込んだ記念碑であり、これからのamazarashiを占う試金石です。
「新言語秩序」は言葉のディストピアの物語です。ディストピア物語では、権力や大きな企業が支配する監視社会がよく描かれますが、今回問いかけたいのは一般市民同士が発言を見張りあう監視社会です。そしてそれは、現在のSNS上のコミュニケーションでよく見る言葉狩りや表現に対する狭量さをモチーフにしています。昨今感じる、表現をする上での息苦しさから今回のプロジェクトを立ち上げました。
「新言語秩序」プロジェクトはリスナー皆さんで作る参加型のプロジェクトです。僕らは今までの集大成である言葉と映像と光を駆使しメッセージを届けようと試みます。そこに皆さんの意思が介入し、一つの結末へと向かいます。
傷つけられた言葉。嬉しくて嬉しくてたまらなかった言葉。そういう『言葉』の積み重ねで僕らは形作られています。是非この抵抗運動に参加して、この言葉達の行く末を見届けてください。
秋田ひろむ
リビングデッド公式ページより引用
コメントから感じたこと
前回のメメント・モリツアーは秋田さんもひとまず満足できるほどの出来栄えだったんですね。武道館ライブは「僕らが今できる表現を全て注ぎ込んだ記念碑であり、これからのamazarashiを占う試金石」。
試金石というのはある物事の価値、人物の力量を見きわめる試験になるような物事。
今できる表現をすべて注ぎ込んだ武道館ライブ、そしてそれがこれからのamazarashiを占う。秋田さんが「武道館ライブの先にあること、まだまだ上の世界を目指している」ということを感じさせられますね。
虚無病のときのように、ぼくたちの社会に問いかける「新言語秩序」という物語。
一般市民がお互いの発現を見張りあう監視社会。昨今感じる、表現をする上での息苦しさから今回のプロジェクトをたち上げられました。
そのほかのコメント、ライブでの口上からも感じられるように「言葉の選択」を大切にしている秋田さんだからこそ、amazarashiのこれからを考えるタイミングでこの問題を問いかけたかったのではないでしょうか。
武道館のライブ配信はあるか?!
「新言語秩序」プロジェクトはリスナー皆さんで作る参加型のプロジェクトです。とはっきり言っているとおり、この武道館ライブではリスナーと協力して演出が完成するようです。
「amazarashi」ですからサイリウムとかを使ってぼくたちが演出に参加するということは先ずないでしょう。やっぱり、リビングデッドで発表されたスマホカバーとストラップは関係があるのでしょうか。
ライブにいけない人もライブ配信という形でこの新言語秩序に参加できるのでしょうか。過去にはラブソングが出た時の「ごめんなさい、ちゃんと言えるかな」のライブはたしかアルバムに同封されていたシリアルコードを入力してリアルタイムにみることができました。
これ以外にも、ニコニコ動画で小さなライブを生配信した実績もありますよね。武道館ライブはまだ一か月も先、まだまだ隠している情報がありそうです。
リビングデッドのトップページが怪しい!
http://www.amazarashi.com/newlogosorder/ のトップには5つの空白がありますね。なにか入力できそうな大きさとその配置。このページには秋田さんのコメントやリビングデッド、武道館ライブの情報しかありません。このトップの空白
絶対なにかあると思いませんか???
現在は空白をクリックしても文字を入力できるようにはなっていませんが「ねえママ」のときのように特定の言葉を入力すればなにか起こったりするのでしょうか。
何にもありませんでしたね。
新言語秩序関連のMVの最初にこれらのロゴが流れますが、よく見ると
白塗りの部分はそれぞれ「しん」「げん」「ご」「ちつ」「じょ」と読む漢字が並べられて隠されています。
まとめ
- 武道館ライブのタイトルが『朗読演奏実験空間“新言語秩序”』に決定!
- 新言語秩序はリスナー参加型の演出
- リビングデッドのページには意味深な空白が…