大学院

【大学院前期】講義は週に何個?評価は試験?レポートだけ?就活は?

大学院に入学しても大学生の時とおなじように講義を受ける必要があります。というか卒業するためにある程度の単位数が必要です。修士論文を提出するだけでは卒業できません。

  • そもそも週に何個受ければいいの?
  • 講義の評価はテスト?レポートだけ?
  • 大学院でも教科書は要る??

そんな質問にぼくがお答えします!

そもそも卒業に必要な単位数は??

最初にいっておくと卒業にひつような単位数は2年間で30単位以上です。
これは大学院の設置基準のなかで決められている内容です。

大学院設置基準

修士課程の修了の要件は、大学院に二年(二年以外の標準修業年限を定める研究科、専攻又は学生の履修上の区分にあつては、当該標準修業年限)以上在学し、三十単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、当該修士課程の目的に応じ、当該大学院の行う修士論文又は特定の課題についての研究の成果の審査及び試験に合格することとする。ただし、在学期間に関しては、優れた業績を上げた者については、大学院に一年以上在学すれば足りるものとする。
昭和49年6月20日 文部省令第28号 (平成29年4月1日施行)大学院設置基準より引用。

医療系の大学院であれば自分の専攻のほかに○○コース(物理士コースとか)というものに進もうと思えば30単位をすこし超えてしまうかもしれません。

学部のときは”少なくとも”4年間で120単位以上とってきたわけですよね??
だったら2年間で30単位はそんなに辛いものではないと思います。

履修した講義の数は?

では週に何個講義をとっていたかというと、ぼくの場合は週に8個の講義をとっていました。社会人の方もいるため講義は昼間にやってくれません。したがって講義は夜に受けていました。
18:00くらいから90分×2を4日間です。

ほかの学部では昼間に講義をやってくれるところもあるようですが医療系の大学院であれば夜から講義がスタートする場合もあります。

日中は病院でバイト/仕事をするでしょうからそこを大学院側も考慮して講義を夜に行ってくれています。

講義の選び方は?

所属する研究室によって必修は異なり、指導教員が担当している講義はかならず受けることになると思います。そのほかは自由です。
自分の専攻している領域の講義だけではなく共通科目として開講されている他専攻の領域も学んでみてもよいかもしれません。

大学院では卒業に必要な単位を1年目でとり終えるのが一般的だと思います。2年目は研究と論文に専念しなければダメだからです。

医学物理士コースなど、大学院が独自に持っているコースを選択し必修科目が増えた場合はこの限りではありません。

講義の評価は??

ぼくの大学院では出席していればOK!!というのがほとんどでした。
毎週課題がでる講義もありましたが、講義の中身をちゃんと聞いていれば誰でもわかるレベルの課題です。
試験は1回もありませんでした。学部生のときとちがって試験がないのはかなり楽でした。

講義数も少ないので、課題・レポートの提出日がかぶることもなく集中して中身の濃いレポートをかくことも出来ました。
大学院生なんですから中身のないペラペラのレポートを書くわけにはいかないですよね!

学会があると先生方はそちらに行くので、その日の講義はお休み。そんなことが続くと、講義は15回行われるはずなんですが12回で終了とか、7月に入る前に終わった講義もありました。

新しい教科書とかは買うの?

高度な専門書になるとその価格も高くなるのであんまり書いたくないですよね。
それに買ったところで使いますか?
学部の時、先生が指定した教科書なのに1回も使わなかったものあります。使いもしないものにお金はかけたくないですよね。

大学院ではどうでしょうか。シラバスをみれば参考図書としてあがっているのもありますが、ぼくは1冊も買いませんでした。同期の院生も教科書を買っている人はいませんでした。

学部生のときに購入してあるもので十分です。そのかわり、論文を教科書代わりに使っている講義がほとんどでした

修士2年目の前期は?

修士2年でやることは就活と研究、修論作成です。病院に就職しない医療系大学院生の就活記事は需要があると思っていますが、ここではサラッと書いていきます。

詳しいことについては僕の就活が完全に終わったら書こうと思ってます。

とりあえずM1のうちに、マイナビ、リクナビに登録。
企業の待遇や選考方法を調べるためにそのほかの就活サイトも何個か登録しました。
登録しておくことで、ESを書くときに楽ができます

M1のうちにインターンには参加した方が良いです。参加したことによって「推薦枠」の話がくる場合があるからです。

(この「推薦枠」には公の場に発表されない求人表もふくまれます。)

また仕事の雰囲気を知ることができたり、先輩社員の方と堂々お話しできます。
その会話の中で、面接のときに使える「エピソード」や「印象に残った言葉」を手に入れることもできますよね。

3月、4月になるとESの締め切りがどんどん来ます。
締め切りよりもはやく提出した人から選考が始まり、4月の頭に内定をもらっている友人がいたので、はやく就活を終わらせたいひとは締め切りギリギリじゃなく、とっととESを提出しておきましょう。

順調に進めば5月、6月が最終面接のピークでしょうか。

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