2017年に公開された映画には話題になった作品がたくさんありましたね!!
ラ・ラ・ランド
美女と野獣
モアナと伝説の海
ブレードランナー
スターウォーズ/最後のジェダイなど
何個か実際に見に行きましたが、私が2017年に見た中で一番の作品は
「怪物はささやく/ A Monster Calls」
今日はこの映画を紹介していきます。
あらすじ…
13歳の少年コナーは、難しい病を抱えた母親と二人で裏窓から強化の墓地が見える家に住み、毎夜悪夢にうなされていた。ある夜、コナーのもとに怪物がやって来て告げる。
「今から、私はお前に3つの【真実の物語】を話す。4つ目の物語は、お前が話せ。」しかも怪物は、コナーが隠している”真実”を語れと迫るのだ。頑なに拒むコナー。しかしコナーの抵抗など意にも介さず、その日を境に夜ごと怪物は現れ物語の幕が上がる——。
幻想的なおとぎ話のように始まり、予想を打ち砕く危険な結末に向かう3つの物語は、コナーの内なる衝動を突き動かし、彼自身を追い詰めていき——。
ついにコナーが4つ目の物語を語る時が訪れる。果たして彼が口にした、まさかの”物語”とは——?
その先に待つ”真実”が、激しく切なく胸を揺さぶる、圧巻の感動作。
公式サイトより引用
この映画は「パンズ・ラビリンス」のプロデューサー「インポッシブル」・「ジュラシックワールド~炎の王国~」の監督J.A.バヨナがタッグを組んで生み出されました。
テレビで斎藤工さんがこの作品を紹介されているのを見て、それだけでめちゃくちゃ気になった作品です。映画館で見た後DVDの発売とレンタル解禁日が待ちきれなくなって、原作の本を買ってしまいました!
キャスト
コナーは「PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜」でピーターパンの友人ニブスを演じたルイス・マクドゥーガル/Lewis MacDougall。
コナーの母親役は「博士と彼女のセオリー」や「スタ―ウォーズ・ローグワン」で主役になったフェリシティ・ジョーンズ/Felicity Jones。
怪物は「シンドラーのリスト」、「96時間」、「スターウォーズ・エピソード1」などにも出演しているリーアム・ニーソン/Lliam Neeson。
今作では声のみではなく、モーションキャプチャーにも挑戦しています。Netflixではパンズ・ラビリンス、シンドラーのリスト、インポッシブルが配信中なのでみてみるのもいいかも。
感想
映画が始まってすぐ、やっぱり子供向けのファンタジーものか~、失敗したかな~~
って思っちゃったんですが、怪物がコナーに話す物語の意味が分かったとたん。一気に引き込まれました。
それに怪物の話す物語のアニメーションがとてもきれいで、幻想的に描かれています。私は感動系の映画を見ても泣かない人なんですが、この映画は、もう、泣きましたね…
お子さんがいる方は一緒にみても良いかもしれません。字幕と吹替では作品の雰囲気(とくに怪物)がまったくちがうのでぜひ、最初はオリジナルである字幕でみることをおすすめします。リーアム・ニーソンのいつもとは違った演技もたのしむことができます。
原作に追加された真実
原作はパトリック・ネスが完成させた児童小説になっています。

その本のなかでは、映画には出てこなかったコナーにとって重要な人物が描かれていますし
逆に本では描かれなかった、『怪物はほんとうはどこから来たのか』が映画のなかのところどころのシーンに散りばめられています。
映画をみたら原作をよみたくなるし、読み終わったらまた映画がみたくなる。
怪物はささやくはそんな映画だとぼくも思います。