放射線の大学院進学を考えてる方!
自分の希望する大学院の院試説明会には参加しましたか?外部の大学院に進学を考えてる方は研究室見学にもいきましたか?
でも一番不安なのは院試が解けるかどうかですよね
今回は外部の大学院に進学したぼくがおこなった院試の勉強方法について書いていきます。
院試の科目はなんだった?
僕が受験したときは
・英語の長文(記述)
・放射線に関する共通問題(選択)
・放射線に関する選択問題(記述)
ほぼ3題構成でした。
過去問を手に入れる
まず、行うことは過去問を手に入れることです。大学の入試関連のページに過去問があれば一番よいのですがそこに掲載されていない時は
・問い合わせをしてみる。
・直接大学の学務に行って見せてもらう。
この場合、コピーをくれる所とホントに見せるだけの所があるので注意しましょう。
その他には、院試の説明会のときに指導教員か先輩に話を付けて過去問を送ってもらうという方法が考えられますね。
勉強方法
英語長文
問題内容、文章のレベルは大学院によって違います。ぼくの場合は、高校のテストみたいな問題構成、文章のレベルは普通でした。波線部を訳しなさい とか ( )に入る言葉を英語で書けです。
ちなみに僕が外部の大学院に進学しなかったのなら、英語の問題内容は全訳です。試験には辞書の持ち込みが可能なので、単語がわからなくても何とかなります。僕が受験した時に参考書として買ったテキストはこれです!
これには英語の文章とその和訳も載っています。学術系の文章になると1文、1文が長くて読むのが難しいですよねこの本では英文を読み解くのにかかせない「文法」に焦点をあてており「句と節」「時制」といった文法から、「関係詞」「接続詞」「分詞」「不定詞」といった英文を長くする原因となる文法、さらには論文英語の読解に役立つ文法まで網羅しています!大学院に入ってからは当然英語論文を読む機会がかなり増えますから入試の準備だけでなく、合格した後でも役にたちます!
共通問題(選択)
「選択の共通問題」といったら国家試験の過去問をやっておけば間違いないと思います。あなたが学部4年生なら、あとで国家試験も受けるわけですから今のうちから勉強を始めておいても損はないですよね!
選択問題(記述)
選択問題といっても所属する研究室によってえらぶ問題がことなる場合があります。
・治療の研究室なら治療の問題
・MRIへいくならMRIの問題
・画像診断なら画像診断の問題
こんな風に希望する研究室によって解く問題がことなります。さて、その対策方法ですがとくにかく自分の分野を勉強するしかないですね。
もしも、治療や核医学にすすみたいひとは医学物理士の過去問をつかって勉強してみてもよいかもしれません。専門用語の定義なんかは覚えておきましょう。
面接
研究計画書を事前に提出するところと提出が必要ない大学院があるかと思いますが面接ではかならず、大学院での研究について聞かれます。
・研究の概要説明
・研究を進める上での問題点とその解決策
ぼくの時はこの2つを聞かれました。概要を説明したあとに、さらに深く掘り下げた内容について聞かれることもあります。また、面接官は自分の進みたい分野に関係する先生ではない時も考えられるので
なにか説明するときは誰が聞いても分かるような言葉をえらぶ必要があります。
面接の対策ですが計画書提出の有無に関わらず指導教員に研究計画について相談をすることが一番です。外部に進学したい方はメールでのやりとりがほとんどになると思います。すぐに返信が返ってくるとは限りません。試験日や、願書の締め切りに間に合うように余裕をもって研究計画書を書きあげましょう。